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Urbex/urban exploration

Urbexとは


vol.1 なぜ、いま世界で「廃墟」が注目されているのか?|廃墟とアーバン・エクスプロレーションの現在――『世界の廃墟』インタビュー |佐藤健寿|cakes(ケイクス)

 

佐藤 アーバン・エクスプロレーション、つまり「都市探検」なんですけど、都市や郊外の未知なる領域に足を踏み入れてその場所を暴く、という活動が盛り上がっているんです。SNS上でも「Urbex」(※)で検索するとコミュニティがたくさん出てくると思います。
※ urban explorationの略

 

佐藤 アーバン・エクスプロレーションという言葉はもともと、2005年にその界隈で有名なニンジャリシャス(Ninjalicious)というカナダの都市探検家が『Access All Areas(全面通行許可)』という本で提唱した概念です。そして最近出た『「立入り禁止」をゆく』という本の著者のブラッドリー・ギャレット教授が、都市探検家となって、より攻撃的な意味をもつ「プレイス・ハッキング」という概念にまで拡げています。

 

佐藤 世界的に流行しているグーグルのIngress(GPSとマップを用いた陣取りゲーム)なんかはメタレイヤーでのプレイス・ハッキングそのものだし、ドローンの急発展などを見ても、場所をハックする、というのが次の潮流になる

 

 


vol.2 日本が「廃墟先進国」になった理由|廃墟とアーバン・エクスプロレーションの現在――『世界の廃墟』インタビュー |佐藤健寿|cakes(ケイクス)

 

佐藤 そもそも日本の「廃墟」があらわすものと、英語の「Ruin」には隔たりがあるんですよね。「Ruin」には遺跡まで含まれていて、どこまでが廃墟で、どこまでが遺跡という明確な線引きはない。
 ただ、そうだとしても、廃墟ブームのおかげで日本が「廃墟先進国」として認識されているところもあります。ちょうど漫画が「Comic」でなく「Manga」と呼ばれるように、廃墟のことを「Ruin」じゃなくて「Haikyo」って呼ぶ人もいるくらい。つまり海外の人も日本における「Haikyo」が、自分たちの「Ruin」とは違うものを指しているということを認識してるんだと思います。

 

Urban exploration - Wikipedia, the free encyclopedia

 


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